カナダで暮らす、日本語 と フランス語 の2ヶ国語を話す息子(2019年9月生まれ)のバイリンガル育児、成長記録です。
2歳3ヶ月も終わりに近づいてきたので、息子の今月の成長を振り返ってみます。
個人の性格
イヤイヤ期(Terrible Twos)のはずですが、それなりに聞き分けを持ってくれています。ただ、明らかに "No!" と自己主張することは増えました。今のところは、特に命に危険がおよぶことでなければ、「嫌なのね」と主張を受け入れるようにしています。
コミュニケーションはしっかりとできていて、ダメというと顔を伏せてひとりで悲しがり、褒めるとケタケタ笑いながら喜んだり。反応が可愛くてたまりません。(親バカですね)
気は長くないようで、出来ないことがあるとフラストレーションが溜まってたたきます。作っていたモノを投げます。えいや〜!と。
とはいえ、切り替えが早いタイプなので、次の瞬間にはコロっと機嫌が良くなるのには助かっています。
言語の成長
マルチリンガル話者への道を歩み始めました!
デイケアに通っていることもあり、基本的には フランス語 > 日本語 > 英語 の順の語学力。
とはいえ、今月はクリスマス休暇と臨時休園でほぼ1ヶ月まるまる自宅保育だったので、日によって強い言語が変わっていた気がします。
- 3語文の日本語を話す(助詞はあまりない)
- 4語文のフランス語を話す
- 日本語とフランス語が混同した文を作る
- 日本語しか話さないママに、フランス語で話しかける
- 教えていない英語でも聞いて反復する
長めの言葉を話し出したのは親としても嬉しいし楽しい!少し間違っていたり、フランス語で話かけても、正しい日本語を伝えながら褒めて伸ばすように意識しています。
繰り返して何度も言っていたフレーズもいくつか紹介します。
仏:Papi parti a Quebec. (パピー パーチ ア ケベック)
意)おじいちゃんはケベックに行っちゃった。
日:○○ どこかな?
キャロリンと あそんだよ〜(キャロリンはデイケアの保育士さん)
英:twenty-twenty-one (2021)
夫婦の会話は英語ですが、今は息子に英語で話しかけないようにしています。それもあってか、英語文はまだ話せないのですが、こうやって "twenty-twenty-one" を聞き取ることはできるようです。
しかも、フランス語か英語でみている動画の影響なのか、英語らしいアクセントで単語の発音をしていました。
知育・動画
幼児向けの動画
この1ヶ月、コロナの影響でクリスマスの帰省も取り消しになり、自宅で過ごす時間が長くなりました。そこで、新しく動画のレパートリーを増やしました。
今月増やしたのは3つ。
- 機関車トーマス(Thomas and his friends):英語
- パウ・パトロール(Paw Patrol):フランス語
- ペパ・ピッグ(Peppa Pig):フランス語
のりもの大好きな息子になにか興味があるものはないかと探していたら、カナダのAmazon Primeで機関車トーマスを見つけました。英語しかなかったのですが見せてみたらくぎ付けに!
関連してトーマスの本も探していますが、フランス語はないようなので日本語か英語で用意しようと思っています。
パウ・パトロールはカナダのおもちゃ屋さんでもよく見かける人気キャラ。デイケアからクリスマスプレゼントにフィギア付き絵本をもらったので、定期的に見せることにしました。
スクリーン時間を気にして、現地テレビ放送に限定してフランス語で見せています。テーマソングが気に入って " Go! Go! " とよく口ずさんでいます。Netflixには英語もあるので、選択肢があるのはいいかもと思っています。
ペパ・ピッグは子ども用歯ブラシのキャラクター説明を兼ねて見せることに。Netflixにてフランス語で見せています。
実は、ペパ・ピッグはわたしがフランス語を学習しはじめの頃によく見ていました。日常生活にちなんだ言い回しが多いので、大人の言語学習にも向いています。
さらに、年末からディズニー+の再購読も始めています。
残念なのはフランス語が少ないこと。英語で登録したからかなと思って、カスタマーサポートに問い合わせて言語設定をフランス語に変えてみたりもしましたが、それでも少ない。むしろ、日本語音声対応の方が多い気がします。カナダなのに!
そのため、日本語で見ることが多いのですが、日本語のインプット材料が少なくなってきていたので、最終的にはフランス語じゃなくて良かったかな。
映画だと長時間になるので1本全部を見ることはないのですが、アニメを集中してみれるようになったのには驚きでした。
こどもの歌
夜にベッドにじっとしているのが苦手な息子。寝かしつけ用にと、クリスマスプレゼントで購入したDreamが歌を覚えるのにも大活躍中です。
物語は現段階の息子には難しいので、歌メインで再生しています。毎日聞いているので、『キラキラ星』の日本語歌詞をほぼマスターし、さらには『ジングル・ベル』をクリスマスが終わった今も歌ってます。
加えて、普段から聞いている童謡も歌えるバリエーションが増えてきました。しかも、一度しか聞いてない歌も覚えて歌うことも。リズムに乗って歌う姿は誇らしげです。
最近のお気に入りは、『げんこつ山のたぬきさん』や『おにのパンツ』です。
数字・文字
ついに、サポートなしで ABC をフランス語で全部言えるようになりました!
ひらがなは歌にのせていくつかは言えるけど、文字と音は結びついてないようです。音の出るかるたなどで、刺激してみようかなと思っています。
最近、数字の特訓もはじめたので、近いうちに成果が出ればいいな。今は順番はとびとびですが、フランス語が一番言えるかな?
覚えに時間がかかってるのは、日本語とフランス語で並行してしまってることかな〜と思ってみたりしますが、焦らずゆっくりと息子の様子をみてみるつもりです。
しつけ
トイレトレーニング
ちょうどクリスマス休暇だったので、少し早いかなとも思いつつ、トイレトレーニングにも取り組みました。
結果は4日でひと通り完了し、大成功!
そのあと数日の間は、うまく予測できず漏らすこともありましたが、最初のトレーニングから3週間経った今、おむつなしで短い外出ができるように。ここまでの成長は予想外でした。
このトイトレで活躍したキャラクターが、トーマスとパウ・パトロール。
近くの大型量販店walmartで見つけたお兄さんパンツがこの柄でした。定番キャラものは避けてたんですが、トイトレにはキャラクターものが頼りになる!
息子のトイレトレーニングについては別記事で紹介します。
お兄ちゃんの意識
弟が生まれ、多少やきもちもありましたが少しずつ兄らしい愛情を示すように。
相変わらず赤ちゃんへのキスは力強いのですが、力加減がわかってきたのか、抱っこは適度な力になってきました。たまにあった、キックしたり手をあげることも少しずつ減ってきています。
今後も愛情の上手な伝え方を教えていきたいです。