海外で生活していると現地の品で生活することになりますが、そんな中でも日本のものや味が恋しくなります。
物によっては日本と同じ商品を手に入れられることもありますが、海外ですので価格が高かったり種類が少なかったり。
物と地域にもよりますが、2倍ならまだしも日本の3倍の値段になるなんてこともあります。
そんな時の一時帰国は安く必要なものを調達する絶好の機会です!
北米在住5年目の私が、実際に今回の帰国で仕入れた商品を中心に、今までの一時帰国で集めてきた買い物リストと持ち帰り方法についてご紹介します。
是非帰国のときの買い出しの参考にしてみてください。
一時帰国の買い出しリスト
帰国してから何を揃えよう?と思っても、
意外とあれ?なんだっけ?
と何が必要か忘れてしまうのはアルアルです。
事前にリサーチしたりメモに残しておいたり、どうやって持って帰るかも考えて購入されることをお勧めします。
毎日の食事に欠かせない、食品・調味料
最初の3年程は、海外に住んでいるのだからこちらで調達できるもので食事をすればいいし、そうできていると思っていました。
この頃はそんなに日本の調味料も大量に購入した覚えはなかったのですが、その頃は日本食料理店で働いていたので、実は自分の調理以外でしっかりと日本の味を堪能していたのです・・・!
それもほぼ毎日です!
今考えると、買わなくてもやっていけてたのはそういうお陰だったんだなと。
日本の食材が手に入り行くいケベック州の北部でカナダ人の夫と2人暮らしになってからは、日本の味が恋しくなってとにかく調味料を持って帰るようになりました。
そんなことで、こんな感じで今回もいろいろ仕入れています。
賢く持ち帰ろう、ちょっと重たい液体系
ソースや調味料を全部スーツケースに入れるとあっという間に制限重量に達してしまうくらい重たいですよね。
そこで今回は分散させることにしました。
動き回るスーツケースに入れず、成田空港まで段ボール箱に積んで荷物を送り、空港受け取りの荷物に分けて入れるようにしています。
- お好みソース
- すき焼きのたれ
- ゴマだれ
- ゆずポン酢
- ごま油
- とんかつソース
- めんつゆ
めんつゆなんかに関しては、濃縮系を買うとお得感があります!
Amazonなんかで売っている業務用のソースを持ち帰れたら費用対効果がとてもいいのですが、残念ながら私は今回一人。
持ち帰れる種類が重さに負けてしまうので諦めて通常サイズを購入しました。
そもそも通販でなくても、高知のとあるスーパーでは業務用ソースが普通に売られていてビックリしました。
お袋の味!日本特有とも言えるベース系
なかなか海外で手に入りにくくて、入手できても高級調味料になってしまったり。
それでも日本の味を作るには欠かせないダシ。
ほとんどの日本料理に旨味成分として使われていますね。
最近は海外でも浸透してきているようですが、今私が住んでいる地域では日本食材はおろか中華食材も取扱専門店がないところなので、持ち帰って長期保存できる類粒のダシを重宝しています。
- だしの素
- みそ
- 味覇
- 一味・七味
それ以外にも今までにいろんな調味料を持って帰ってます。
- キムチの素
- ラー油
- わさび・からし
- あごだし
ただ個人的にNO MSG のお店で働いていた経験もあり、鰹節や昆布、煮干しなどからだしを取るなりして、食品添加物に含まれるグルタミン酸ナトリウム(MSG)の摂取をできるだけ減らしたいなぁとは思っています。
とは言っても、昆布も煮干しもない地域ですので日本から仕入れたりネットで手に入れたりしない限り、現実的にはなかなか厳しいのが現状です。
密封ジップや冷凍庫に入れて、長く使える乾燥系
できるだけ健康食材をときにかけていることもあって、前回はジップ型の少し値が張る鰹節を持って帰ってました。
かなり重宝していたのですが、冷凍庫に入れずに使用していたらある時にカビが生えてしまって・・・。
大ショックだったのを覚えています。
それから乾燥系のものを冷凍庫に、そのままにしていた開封後冷蔵のものも冷蔵庫に移しました。
そんな失敗もあって、まずは「物を保たせられる人になれるか」ということでお手軽な品を持ち帰るようにしてみました。
- ふりかけ
- お味噌汁の具
- お茶の葉
- 麦茶パック
- うどん
- 鰹節
加えてカナダの家の冷凍庫には、まだ前回持ち帰った乾燥食材達が眠っています。
- 切り干し大根
- ひじき
- しいたけ
- エリンギ
- たけのこ
- 炊き込みご飯の具
さらに常温保存中のものではこんなのも持ち帰ってます。
- 明太子粉
- 高野豆腐
- カレー素
明太子は毎回帰国すると毎日食べるようになる程日本を離れてからハマりました。
食べられる場所が少ないんですよね。
なるべく長く日本食に触れていられる、乾燥系で長期保存できる食材は本当にありがたいですね。
荷物に余裕があるなら!あると便利な系
なくても代用できるけど、あると楽に調理はできるし本格的な味が楽しめるということもあって、荷物にスペースがあるなら持って帰りたいのものです。
- たこ焼きの粉
- 片栗粉
- パン粉
今回はまだ我が家に在庫があって仕込んでいないものはこちら。
- 鍋キューブ
- 唐揚げ粉
- すりごま
- 手巻きのり
- こめ麹
お好み焼き粉は小麦粉でも同じように作れてからは持ち帰らなくなりました。
麹は元々料理が得意でない私はどのように使えばいいのかわからないまま購入しているので、賞味期限が切れる前に使い切りたいところなんですけどね。
快適な暮らしを送るため、生活日用品
日本の100円均一のクオリティは高いと思っています。
比較的北米のダララマよりも長持ちする商品が多いです。
ダイソーが海外に進出している地域では、日本のものが少し割高ですが身近にあるのはいいですよね。
百均で仕入れる、家庭日用品
私が今使用しているカナダの100円均一で購入した洗濯ネットは静電気が激しくて。
少し値が張るネットでないと長くは使えません。
- 洗濯ネット
日本のあちこちで無料配布しているティッシュも、北米ではもちろん配ってません。
鼻に優しいティッシュなんていう優しさですら懐かしいです。
- ポケットティッシュ
ちなみに、カナダに来て初めて100均の商品で欲しいと思って友人に送ってもらったのはこんなものでした。
- 小さめの突っ張り棒
ルームシェアをしてた時に物置のスペースが足りなかったので、棒が欲しくて。
シャンパンのコルクで端を大きくして突っ張れるように工夫していました。
今狙っているのは透明傘です。
北米ではそもそも雨が降っても傘を刺さない人が多く、傘自体の種類も少ない上に色付き傘がほとんどです。
透明を見つけたと思ったらラインや模様が入っていたりとなかなか苦労します。
それでも透明傘をやっと見つけたと思ったら鳥かごのような幅が狭い丸まった傘だったり・・・。
北米Amazonでも取り扱いが少ないので、お店で見つけたらかなり貴重だと思います。
和用途の台所用品
カナダと日本はコンセントの形状は同じで、電圧も比較すると20V程度の違いです。
そのため電圧さえ対応していれば日本の電化製品がそのまま使えるのでこんなのを持ち帰っています。
- たこ焼き器
- グリル鍋
炊飯器も持ち帰る予定だったのですが、去年のクリスマスにTifalの炊飯器を夫の両親から頂いたのでそちらを使わせてもらってます。
それまで ON/OFF のみだったので、海外産の炊飯器でもタイマー炊きができるのが何よりありがたいですね。
電化製品もですが、調理器具や日本的な食器も少しづつ持ち帰るように。
- 灰汁取り
- 穴あきおたま・おたまセット
- 卵焼き器
- お弁当の旗飾り
- 小型桜マーク型抜き
- 丸型氷トレー
- レンゲ
- お箸
- すり鉢
- 小鉢
- 和柄の醤油皿
- お茶碗
今回食器などの割れ物に関しては初めてスーツケースに入れて持ち帰るので、ほぼ百均のお店で購入してます。
気軽に買える和柄のお皿や小さいサイズのお皿が少ないので集めてみることにしましたが、どこまで割れずに持って帰れるか。
緊張しますね。
自分にあったサイズの衣料品
私は人よりも特段小さな足のサイズで。
海外でスニーカーなら子供用で対応できることもあるのですが、ちょうど良いサイズのヒール靴は21.5cmになるので日本国内でも購入できるお店が限られます。
少しお手頃な価格でサイズが合うものを見つけたら即購入!
というマイルールが定着しています。
- 靴
- ストッキング
- ユニクロのヒートテック
- ユニクロのダウン
サイズ感やフィット感、そして品質というところから衣料品は何かしら購入して帰ることは多いですね。
読む人、使う人へ配慮した勉強グッズ
海外でも日本でも勉強道具は必要です。
学習内容によっては日本でしか手に入らないものがありますね。
子供用の学習本や大人用の文房具、そしてお土産にもオススメです。
母国語で読みたい、活字本
英語が原本の本もありますが、日本の良本も多くありますよね。
海外にいるとついつい活字シックに陥ってしまいます。
また、海外にいても日本との繋がりはあるわけで、正しい日本語の使い方やマナーについても勉強が必要です。
地域によっては日本語の本を置いているところもあるでしょうが、私の地域は全くないので自分で調達するしかないのが苦しいところです。
- 文庫本
- マナー本
- 参考書
- 自己啓発本
デジタルに移行しつつある現代ですが、個人的に本を手に持って読んでいる感じが好きで現物を好んでいました。
さすがに段ボール1箱が本でいっぱいになって重量制限に苦労したので、今後は電子に以降していくと思います。
そのためにも、もっといろんな種類が電子になるといいなと期待しています。
低価格でも高機能!国産の文房具
海外製のペンはボールペンのものが多く、インクでも安価でスムーズにかけるものは種類も少ないんです。
ノートもサイズ展開や裏に写らないような品質のものが安く手に入りません。
種類やコストパフォーマンスという点で、日本の文房具は間違いなく優れています。
- SARASAのインクペン
- A5/B5/B6サイズノート
- B5サイズの二つ折りバインダー
- シンプルなカレンダー
- 筆ペン
帰国前に寄ったニューヨークSOHO地区の書店では、日本製のノートが日本語の帯がついたまま売られているのも目にしました。
実は今回お土産用にも何冊かノートを購入しています。
描きやすくシンプルなものはどの世界でも好まれると思うので喜ばれるといいなぁ。
費用的にも体力的にも、負担を少なくして持ち帰る方法
空港から滞在先までの移動や飛行機の超過料金の関係上、荷物の重量は気になるところです。
スーツケースが少し大きいものに変わったので、制限重量以上のものが入るようになってしまったので毎回荷物を減らすのに困っています。
一時帰国は身軽に、帰りは荷物の制限をしっかりと見て
今回は1人、スーツケース1つで一時帰国しています。
私の利用する国際便は2つまで手荷物預けができる飛行機ですので、急遽本を持って帰ることを決めて1箱段ボール箱に詰めて持ち帰ることにしました。
帰りは高知→羽田への片道国内便、その2日後に成田→カナダの復路便を利用します。
気をつけたいのが、国内便の荷物重量は20kg×1個ですが、国際便は23kg×2個。
どうしようかと考えて、段ボール箱は高知から成田空港まで宅配便で送ることにしました。
ヤマト運輸への持ち込みで、ギリギリ23kg(荷物は25kg以下までらしいですが、飛行機超過料金にならないように)、160cm以下の段ボール箱(140cm以内だったと思うんだけど…。)で2,740円でした。
帰りのスーツケースの半分はお土産で埋まり、何度も詰め直してこちらはギリギリ20kg+持ち込み手荷物になる予定。
スーツケースの残り3kg分は東京滞在中にお土産の日本酒を購入するつもりだったのですが、あふれた持ち込み手荷物でオーバーになるかも・・・。
今まで大体大型扱いのスノーボードを持って帰っていたのでそもそも重さを考えていないことが多かったので、慣れないことに戸惑ってます。
ここまで費用を抑えたので、超過料金なしの機内持ち込みでなんとか乗り切りたいところです。
まとめ
海外が拠点になると頻繁に帰国できることは多くはないかもしれません。
そんな時のお買い物は直感で買っても後悔することは少ないのではないでしょうか。
もはや出会った時が運命です!
お値段が高いものでなければ、重さも考慮して買って持ち帰りましょう。