East Canada Diary

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カナダでの本格的な眼科検診と眼鏡作成!費用や流れは?

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こんにちは! お久しぶりの記事になります。Yuki です。

先日初めてカナダのケベック州で眼科検診を受けてきました。

普段は夜の運転や映画ぐらいでしか眼鏡を使用しないわたし。ただ最近は見えづらいことも増えてきたので、加入している本年度の保険が更新される前に夫婦で目の定期検査を受け、ついでにわたしは眼鏡を作ることにしました。

カナダも州や地域によって状況が異なることもあるでしょうが、新しくカナダ暮らしはじめた方や海外での眼科検診の様子について気になる人の参考になれば嬉しいです。

眼科検診(視力検査)を受けるには?

カナダで眼科検診を受けたい場合や眼鏡を作りたい場合は、検眼医(Optometrist)を訪ねます。ケベック州では眼鏡店と併設していることがほとんどです。

現在はコロナ感染予防のため、事前予約が推奨されています。

個人的に、住んでいる近辺の小さなクリニックでの良い経験があまりなかったので、なるべく早く予約が取れること、ある程度大手であること、綺麗な店舗であることを条件に夫に探すのを手伝ってもらいました。

何店舗か予約の問い合わせをした結果、そもそも地方のこのあたりでは数ヶ月先まで空きがない......。

そんなに待ってると保険の期限が更新されてしまうということで、近い日程で空きがあったモントリオール郊外の大手眼鏡チェーン店で眼科検診と眼鏡を作ることになりました。

カナダでの眼科検診の料金は?

ケベック州では眼科検診に対しては州の保険は適用されないので、個人保険や会社の福利厚生を使うのが一般的です。

夫も私も、検査は一人100ドルでした。(この辺りでは少し高めかな?)

支払いの際に直接保険会社からの支払いができるか確認してもらったのですが、対応不可のようでした。そのため、一度自分たちで全額を支払い、後に保険会社に請求する形を取りました。

眼科で行われていたコロナ対策

感染症対策ということで

  • 事前予約制
  • 呼び鈴を押して入店前に口頭質問
  • 入店後は消毒液をしてさらに手を洗う
  • 指定の場所で座って待つ
  • 店内の眼鏡ディスプレイは最小限、手にとってはダメ

と徹底されていました。

待っている間に眼鏡も見たかったのですが、あまりウロウロしては不安がられることもあるかと思い、大人しく指定された場所で待っていました。

5分ほど待機して、まずは夫が視力検査に呼ばれ、その後すぐわたしの順番が回ってきました。

視力検査の流れ

薄暗い部屋に案内され、ここでは3種類の検査を受けました。

  • 覗くと気球が見える機械で視点を確認
  • ピュッと目に風を当てる眼圧検査
  • 周辺視野を確認する機械で線が見えたらボタンを押す

検眼医ではなさそうな眼鏡店スタッフ(?)の対応で、15分ほどで完了しました。

その後、検眼医にデータを受け渡すまで少し時間があったので、待ち時間で眼鏡をこのスタッフと選び出しはじめ、ひと通り見たところで今度は検眼医の部屋に呼ばれました。

ここで受けた検査内容は、

  • 眼に関連する怪我や、家族に眼疾患のある人がいるかなどの口頭設問
  • アルファベット読み上げる視力検査
  • 冊子に浮かぶアルファベットや図形の確認
  • 色が異なる丸の中に浮かぶ数字を読む色彩確認
  • 縦線と横線の色の濃さを認識できるか
  • 目に光を当てて反応を見る
  • 物差しのようなもので光の点と線が一致する距離を検査
  • 検眼鏡での網膜確認

などと、かなりの数の検査項目。夫は幼少期に目を怪我したこともあり、同じ内容でも1時間ほどかけてじっくりと検査をしました。反対に、基本的に眼の問題はなく日常生活を過ごしていたわたしは、40分ほどで検査が終了しました。

ひと通り夫の検査を見てからの自分の番でしたが、日本でも簡単な眼科検診しか受けた経験がなく、本格的な検査に少し緊張していました。

乳幼児の眼科検診は3歳頃から

最後に検眼医から気になることはあるかと聞かれたので、1歳半の息子がいるので、カナダでは乳幼児はいつから定期的な検査が必要か聞いてみました。

医師からは、見た目や反応が良く、気になるところがなければ3歳頃からで良いと教えてもらいました。

眼鏡フレームを選び、レンズの種類を選ぶ

普段なら店頭にずらりと並べてあるであろう眼鏡棚も、場所を縮小しているように見えました。その棚にある眼鏡の中から気に入ったものを選び、さらに引き出しすべてをさっと見ながら気になったのを選びます。

なにを隠そう、わたしは人生で眼鏡を購入した経験は1度だけの眼鏡初心者。選び方や自分に似合う形が驚くほど無知だったのですが、夫と店員さんの力を借りてなんとか20個ほど選び出しました。

そこから一つずつ実際にかけて、YES NO の即答で選別です。とにかく直感で選びました。

一度検査のために席を離れひと通り検査が終わって戻ると、わたしの好みに合うような選択肢をさらに5個ほど増やしてくれていました。

実は、最終的にここで追加してくれた、店に入荷してすぐのフレームを購入しています。後半の選別では夫と店員さんの似合う・似合わないの判断をかなり参考にさせてもらっていたので、店員さんにはわたしに似合うもの、かつ好みそうなフレームが大体見えてきてたのかなと思いました。

フレームを選び終わり、次はレンズです。レンズは検査の最後に既に確認していたので、検査の結果判明した近視に対応する調整レンズにするかを選ぶだけでした。

この店舗では、レンズにブルーライトカットはすでに入っているのですが、その人の視野や視力に合うようにパーソナライズされた調整レンズを選択することができるようでした。

わたしの場合は追加料金150カナダドルほどでしたが、眼鏡フレームとレンズのお値段が思ったよりも根が張ったことと、日常的にずっとかける訳ではないことから、今回は見送ることにしました。

こうして全検査と眼鏡購入のすべてを合わせてかかったお値段、私一人分で650カナダドルほど。夫分は別にかかっています。

ここで選んだ眼鏡は10日ほどで出来上がり、後日夫が受け取りに行きました。

まとめ

カナダでは成人は少なくとも2年に1回は定期的な眼科検査を受けることが推奨されています。わたしも検査を受けて、自分が近視かつ周辺視野が狭めであることがわかりました。

年を重ねると眼や体の状況も変わってくるので、定期的なチェックとメンテナンスをするようにしたいですね。



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管理人のYukiです。

20代後半でコンサルティング会社を退職し、カナダに移住して9年目。現在はケベック州在住です。

カナダ東海岸のライフスタイルを中心に、語学・暮らし・旅行・刺激を受けた内容をありのままに綴っています。

 

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