こんにちは。海外で妊娠し カナダで第一子を出産した Yuki です。
初めての出産が海外の場合、日本と同じようなものがすぐ手に入りにくかったり何が必要かわからないことがたくさんあると思います。
今回は私が出産準備として、日本から送ってもらったもので良かったなと思うものや 欲しかったなと思うものをご紹介します。
海外で妊婦生活を送る方やこれから出産を迎える方の参考になれば嬉しいです!
出産前に取り寄せたプレママ用品
育児本・育児雑誌
はじめての妊娠・出産となると基礎知識は母国語で理解しておきたいですよね。妊娠がわかってから一番最初に欲しかったものは育児に関する本や雑誌でした。
生活スタイルや検診の回数など、暮らす国によっては異なることもあるかもしれませんが、お腹の中の赤ちゃんの成長やママの体調の変化などは世界共通。一般的な情報を知るにはとても役立ちます。
妊娠時期の食べ物や過ごし方、他の妊婦ママさんがどんな風に赤ちゃんを迎える準備をしているのか参考にもなりますし、そもそも日本語を読むだけでも気晴らしになります。
雑誌の場合、応募者全員がもらえる付録が付いているものもあるので 応募ハガキは日本で郵送してもらってから海外に届けてもらうといいですよ。
日本と海外では環境や過ごし方も異なるので、合わないなと思った場合は不安になったりネガティブな気分にならないように読み飛ばしてしまいましょう。
へその緒ケース
カナダではへその緒を保管するという習慣はありません。そのため、日本のように病院でへその緒ケースをもらうこともありません。
そもそもへその緒をもらえるのかというところですが、検診と出産で担当医が異なるカナダでもバースプランとして伝えておくとちゃんと受け取ることができます。
海外出産はすぐに退院になるケースがほとんどなので、受け取ったへその緒は自宅に戻ってからしっかりと乾燥させてください。
海外にはない風習ですが 親子の絆の証として大切に取っておきたいですね。
骨盤ベルト
赤ちゃんを出産したあとのママの骨盤は大きく開き、結合が緩くなっている状態です。産後早い段階で骨盤の位置が元に戻りやすくサポートすることで、腰痛や恥骨痛の予防、産後太りの防止にも繋がります。
わたしの場合、歩くだけでボキボキと音がなるくらい緩んでいるのがはっきりとわかるほど。産後落ち着いてから骨盤ベルトで矯正を始めました。
つけていると骨盤の関節の緩みを支えてくれて安定するのでなんと楽なことか!
ただ、骨盤ベルトはつける位置が重要なのですが 座ると位置が動きがちなのですぐ外してしまうというデメリットも。骨盤ガードルも一緒に持っておくと使い分けができて良かったかなと思っています。
海外でも postpartum belly band などで検索すると出てきますが、小柄や小さめサイズで大きさが気になる人は日本で手に入れておくことをおすすめします。
ドーナツクッション
誰もが必要ではないかもしれませんが、産後に腰痛や会陰裂傷がある人にとっては必須アイテム。円座クッションで産後の崩壊状態の骨盤や傷ついた会陰を保護して痛みを和らげあげてください。
海外でも donut cushion で検索すると似たようなものは見つけられますし、代わりに飛行機内などで使うネックピローをお尻に敷いても◎
赤ちゃんのお世話で忙しいときこそ、合間の座っていられる時間が快適になれるようにママの身体もしっかりといたわってあげてくださいね。
ガーゼハンカチ
こちらカナダでいくつかベビー用品専門店に行きましたが、ハンカチサイズのガーゼを見かけたことはありません。代わりに薄めのタオルハンカチをよく見かけます。
タオルハンカチよりもガーゼが欲しくてカナダのアマゾンで綿100%のガーゼタオル(中国製)を購入したのですが、同じ綿100%でも日本製ガーゼの方が洗濯持ちや速乾性に優れていました。
今でこそ使い分けはしていませんが、新生児時の時は入浴など肌に優しく触れて欲しいものは日本製ガーゼを優先して使っていました。
もちろん現地で調達できるタオルハンカチでも問題なく使えます。ただ、多めに持っていてもしばらく使えるので好みで使い分けてみてください。
産後早い段階で欲しかったなと思うもの
ベビーワセリン
赤ちゃんのお肌は皮膚も薄くとても敏感です。カナダでも赤ちゃんの肌に触れるシャンプーやクリームは無香料、無着色、パラベンフリーのものがいいと言われています。
特にカナダの乾燥した冬は要注意!肌荒れに悩まされやすいです。
わが子は生後4ヶ月の頃に乾燥と脂漏性皮膚炎で血が出るほど頭を掻きむしったことも。
現地の医師や看護師の指示に従って指定のクリームやオイルなどで対処はしていたものの、なかなかよくならなかったので一時帰国のタイミングで日本製の赤ちゃん用ワセリンを試してみることに。
ベタベタするほどの保湿力ですが、あっという間に乾燥がなおり頭のうろこ状のかさぶたのようなものもスルスルと取れるほどで驚きでした!
赤ちゃんによっては肌に合わないこともあるかもしれないので、まずは少量で試してみたりママが試してみるなどしてから使用してください。
エアーベビーバス
日本では折り畳み式やエアタイプなどいろんなタイプのベビーバスがあると思いますが、カナダではプラスチック製の床置きタイプが一般的です。
加えてバスルームに湯船がなくシャワーだけという家庭もあります。義父母の家が知らぬ間にバスタブなしに改装していて、生後3ヶ月の里帰りの際に頭を悩ませたことがありました。
首も座らないうちの旅行のときには、持ち運びが楽にできるベビーバスがあれば助かったなと思います。
お七夜命名セット
海外でも赤ちゃん誕生のイベントはあるかもしれませんが、赤ちゃんが生まれて最初の日本の伝統的なお祝いごとはお七夜です。
台紙や額、手形付きの命名書などいろんなパターンがありますが、海外では命名紙を手にいれることが難しい地域もあるので、出産前に用意しておくのがいいでしょう。
赤ちゃんを迎える家庭へのプレゼントにも喜ばれるでしょうし、思い出を振り返るきっかけにもなります。
お食い初めセット
赤ちゃんが生まれてからの日々はあっという間で、気づいた時には生後100日まであと少し、なんてことになるかもしれません。
日本では100日目に、赤ちゃんが一生食べ物に困らないようにと願いを込めたお食い初めの行事を行います。
食材は現地で調達する家庭が多いかと思いますが、海外で本格的なお食い初めをしたい場合は祝い膳や和食器を取り寄せておくこともできます。
数ヶ月後には離乳食も始まるので、後からも使える食器が用意できると一石二鳥ですね。
その国の文化も取り入れながら自分らしい子育てを
日本には便利なものがたくさんありますが、それらがないと赤ちゃんが育てられないわけではありません。子育てに正解なんてないんです。
手に入らなければ、似たもので代用したり現地の文化を取り入れたりして異なる環境を楽しみながら子育てしていきましょう。