East Canada Diary

カナダ東海岸ケベックから自分らしく暮らす日常を綴ったブログです。

Life カナダの暮らし

海外でフルーツ狩り。野生のワイルドブルーベリーは超健康スーパーフルーツだった!

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健康でいるためにも、なるべく口にするものはオーガニックでからだにいいものを選びたいですよね。

カナダのケベック州北部で暮らして1年ほどになりますが、ここはムース肉や鯖、キノコや山菜とまさに自然のめぐみを受け取る環境が身近にあるところです。

今回は、ブルーベリーの季節になったで野生のブルーベリーピッキングに行って来ました!

健康志向デビューしたてのアラサーが、人生で初めて海外にてワイルドフルーツを摘みに出かけた様子をご紹介します。

外で日の光を浴びながら採れたての果物を味わうのは最高の贅沢です。

これを読んでいる方、家族や友人と自然を味わう旅に出かけるきっかけになれば嬉しいです。

いざ野生へ!ワイルドブルーベリーを摘みに行く

ワイルドブルーベリーはカナダのどこにあるのか?

今回訪れたのは、自宅から15分ほどドライブしたところ。

国道から5分ほどオフロードを進んだケベック州北部の名も無い土地です。

カナダ北東部ではワイルドブルーベリーという、人工的に苗が植えられない自生種が有名です。

実はこの品種、世界でも限られたところでしか繁殖しておらず、夫によるとケベック州でも2箇所(サグネ近辺、コーテナード近辺)でしか採れないそうです。

シーズンは8月中旬あたりで、今はまさにシーズン真っ最中。

スポットに到着すると、別の家族が四輪バギー(ATV)で両親と子供2人ですでに摘んでいる姿を見かけました。

想像と違った野生のフルーツ狩り

さて、どれがブルーベリーでしょうか?

野生植物に無知なわたしは夫にたずねてみると、これだよと見せてくれたのが低い木々

あれ?ブルーベリーってこんなに低木だったっけ?

と思うのもそのはず、一般に出回っている栽培種とは違って、野生種は地面から30センチほどの木々に実ができます

同じような木を探して歩き回って10分。

あるべきはずのところに実がない......。

どうやら先客にがっつり摘まれてしまったようです。

さらに歩き回って20分、ひと粒ずつを丁寧に摘むだけで、手にしたタッパーの底はまだ見えるほどしか採れてませんでした。

近くにラズベリーも見えていたのに、ワンピースというなめた格好で出かけてしまったので、奥に見えているラズベリーのブッシュにも入っていけず。

フルーツ狩りのように簡単に見つかるものだと勘違いしていた自分の浅はかさを思い知りました

ポイントを変えたらそこはブルーベリーの宝庫だった

近くを一周して場所を変えてみようと、送電線に対して横に進んでいた移動を縦に変えてみました。

ATV用の道のりを30メートルほど歩いたところから、ポツポツとたくさん実がなる低木がでてきます。

ある......!あるぞぉ〜!!

今までが見つからなかっただけにちょっと興奮しながら、2〜3粒まとめて取れる実を摘んでいきます。

奥に進めば進むほど実は残っていて、中にはぶどうのように束になったブルーベリーも......!!

今まで片手で採っていたのが両手で採り出すほど、右に左に濃紺の実が目につきだしました。

もちろん夫もあったよ〜!!と大興奮。

かがんでいる時間も長くなって腰が曲がりっぱなしでしんどくて、ついには膝立てになるほど。

びっくりするほどの違いにお互い舞い上がって熱中していました。

実際に採ったワイルドブルーベリーはどんなもの?

大粒でも直径1センチほど、小粒のものだと直径5mmほどの小さな実です。

皮は濃紺でまとめて採っても破れやすくもなく、勢いよく収穫することができました。

食べてみるとそんなに酸味もなく。

しっかりとした味に甘さがにじみ出ています。

小さいので永遠に何個でも食べれてしまいそうです......!

野生生物技術管理者の夫に、ワイルドベリーは一種で存在しているわけでななく、微妙に違う品種が混在して共生することで深みがある甘い味わいになっているんだと、豆知識を教えてもらいました。

後半20分で中くらいのタッパー1ケースいっぱいになるくらい摘むことができて大満足でした。

スーパーフルーツと呼ばれるワイルドベリーの成分

帰宅して詳しく調べてみると、この地域で取れるワイルドベリーには栽培種に比べてアントシアニンが40%ほど高く、総ポリフェノールにおいては2倍も高い含有量になることがカナダの研究センターにより報告されていました。

抗酸化作用が強いので、目にいいだけでなく、がんや成人病予防にも効果があるそうです。

これは、冬のマイナス30度以下になる厳しい気候のおかげで栄養分をぎゅっと凝縮させることができています。

まさに地域の特性があってこその自然の味わいが詰まったブルーベリーでした。

まとめ

日本でも暑い夏がだんだんと終わり、涼しく美味しい秋の味覚の時期に近づいてきています。

ぶどうや梨、桃にりんごと、旬の味わいが入れ替わる時期になってきています。

季節の移り変わりとともに、友人や家族と週末にフルーツ狩りに家族や友人と出かけてみてはいかがでしょうか。

採れたての果物を口にしてみんなで笑顔になると、心もからだも健康に近づくことができますよ。



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管理人のYukiです。

20代後半でコンサルティング会社を退職し、カナダに移住して9年目。現在はケベック州在住です。

カナダ東海岸のライフスタイルを中心に、語学・暮らし・旅行・刺激を受けた内容をありのままに綴っています。

 

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