こんにちは、日本で通訳や英語ガイドの経験がある、外国暮らし7年目の Yuki(@yukiecdblog)です。
海外に来たばかりの日本人に出会うと、英語だと外国人との会話が全然続かないんですけどどうしたらいいですか?
とよく聞かれます。
誤解されがちなんですが、「英語だから」会話が続かない訳ではありません。
外国語であることで、違う話題に変えたり面白いことを言ったりしなきゃとプレッシャーを感じる方は多いと思いますが、基本は同じです。
普通に日本人の初対面のときのようなコミュニケーションでいいんです。
とは言っても、英語でも会話を続かせるコツはあります。
今回は、英語でも会話が途切れずに長く話をするためのポイントやフレーズをご紹介します。
ある程度英語はできるけど会話が5分も続かない方、逆に英語力に不安があって外国人との英会話に自信がない方でも使えるテクニックです。
これを読めば、会話がひとりでに長続きするようになるかもしれませんよ。
万人に使えるネタを持とう
外国で知らない人との会話になると、やたら天気の話題を振られます。
彼らは天気の話題はどんな人にでも使える会話トピックだということを知っているからです。
他には、住んでいる場所や趣味、仕事のことについてよくたずねます。
これらのトピックについて簡単な英語でいいので聞けるように準備しておくと、最初になにを話そうか悩まず話し出せるので考える役立ちます。
逆に気をつけたいトピックとしては、日本人相手だと踏み込んでしまいがちな年齢や容姿についてです。
受け取り方が少し変わってくるようなプライベートな話題は避けた方が無難です。
一問一答から卒業しよう
せっかく勇気を振り絞って会話を初めても、質問に対して一言で答えているだけだと長くは続きません。
相手へ返答のときに追加の情報を一言添えると、話がひとつ深くなります。
(今日、いい天気だね!)
Yes, it is!
(そうだね!)
And it will be sunny all week.
(それに今週ずっと晴れだよ。)
この最後の一文があることで、
「え?そうなの?今日天気予報見てなかったわ。」
とさらに相手から答えが返ってきたり、
「晴れだから週末はどこか行くの?」
とさらに質問したりすることができます。
話題のきっかけは天気でも、こうして話を膨らましていけますね。
返答へのバリエーションを増やしてワンパタを抜け出そう
会話の想定ができていても、何度か会ったことがある方だと同じ答えばかりで話しに面白みがなくなってしまいます。
練習を繰り返して質問への返答が決まり文句のようにスラスラと出てくるようになったら、今度はバリエーションを加えてみましょう。
(元気?)
I am pretty good! / Just great! / Good as usual!
(超元気!/最高だよ!/いつも通りいいよ!)
と新しいパターンへ変えてみると、自分のボキャブラリーも広がるし会話が楽しくなってきますよ。
日々の出来事からネタをストックする癖をつけよう
地域や最近のニュースの話はタイムリーで新鮮ですし、お得な情報はシェアすると喜ばれます。
また、自分にとっては変わらない日常でも相手にとっては珍しい経験や知らない情報があるかもしれません。
(あのレストランがお得なセールを始めるの知ってた?)
I've got a dog couple days ago, and he is so pretty!
(数日前に犬を飼いだしたんだけど、とってもかわいいの!)
もちろん話し相手の年齢や興味によって話すネタは使いわけます。
子供にレストランの話をしても仕方ないでしょうし、犬嫌いの人に犬の話をしては会話が一向に盛り上がりません。
相手次第で使えないネタがあるということは、1つや2つ用意しただけでは使えないかもしれないということです。
そのためにも、ネタのストックはたくさん持っておきたいですよね。
まずは、引き出しの中にいつでも出せる旬のネタをためるようにしましょう。
相手の話を聞き返して相手に話してもらおう
それでも話すことが苦手な方は、相手にもっと詳しく説明してもらうように聞き返してみてください。
(どこでその情報をゲットしたの?)
What do you mean "~" that you just said?
(今言った「〜」ってどういうこと?)
質問を返すことで相手との会話に興味を示すと同時に、もっと詳しく教えてくれようとして相手がたくさん話してくれます。
会話を続けるには自分が話すばかりでなく、上手な聞き役に回ることも大切です。
自分が答えに困るようなことは相手に聞かないでおこう
特に初対面のときには、難しいことや自分も答えられないようなことではなく、単純明快で答えやすい一般的な質問を聞くことで十分です。
出身が違うからといって自分の国や文化のことばかり話しても相手にとっては興味ないかもしれません。
難しい背景を含む話題は答えたくないかもしれません。
あくまで雑談で会話を続けたいなら、ポジティブで前向きにな返答が想像できるような質問でコミュニケーションをとりましょう。
自分が聞かれて戸惑うことは聞かないのが基本です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
わたしも異なる言語でつまづいたときには、会話のネタを事前に準備してスムーズなコミュニケーションが取れるようにしていました。
場数を踏んで繰り返すと、英語でも日本語でも同じことだとわかるはずです。
相手を知ろうとすると自然と質問が出てきて相手に聞き返すことが多くなります。
相手の話をしっかりと聞いて、英語でもお互いが心を開いた会話を楽しんでください。