East Canada Diary

カナダ東海岸ケベックから自分らしく暮らす日常を綴ったブログです。

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田舎シンプルライフを実践して気づいた、メリットとデメリット7選

投稿日:2018年3月20日 更新日:

心落ちつく理想的な暮らしを探して

よく耳にするミニマリストや、断捨離。

たくさんの選択肢があって物が溢れている時代だからこそ、必要でないものを削る取捨選択をする人が増えてますね。

私は比較的いろんな物を抱え込むタイプでした。

だからこそ「暮らしのダイエット」を通して、

  • 必要なことだけを賢く取り入れるシンプルな暮らし
  • 家族とのゆったりと心豊かな生活

そんなライフスタイルに憧れを持っていました。

 

カナダ東部の人口2万人の小さな町に移り住んでから6ヶ月。

暮らしがシンプルに変わってきながらも、どこかスッキリしないところがありまして。

そんな時にここへ移住してきたフィリピン人とフランス人の夫婦家に遊びに行って、

「ここはシンプルライフを送れる場所だよね」

「でもちょっと物足りないよね」

と言われてハッとしました!

シンプルな暮らしを理想としながらも、足りないものを感じていたんです。

 

彼らの言葉をきっかけに、私の理想的な暮らしはどんなものだろうと、自分のシンプルなライフスタイルのメリットとデメリットを踏まえて振り返ってみることにしました。

人口2万人。カナダ東部の町での暮らし

1960年代の日本での高度経済成長期には、テレビや自動車、洗濯機などたくさんの物が身の回りに溢れていたと言います。

当時は物があれば幸せ、とわかりやすかったのかなと思います。

それが2000年代になってからは幸せの価値観や基準も人それぞれに変わってきていますよね。

自分の基準で、それぞれの幸せを求めるようになりました。

シンプルライフは人が幸せを求める方法の一つで、余計な労力や費用を使わず、ちょうど良い量の必要な物を整えるという考えかなと私なりに解釈しています。

田舎ではそもそも必要以上のものを手にいれる手段がない

大きな街では友達と最近オープンしたオシャレなカフェ巡りを楽しんだり、ウィンドウショッピングのつもりがふと目についた可愛い物をつい買ってしまったり楽しいことがいっぱい!

とともに、物や事へお金を使う誘惑もたくさんありますね。

私が住む人口2万人の町では、そもそも店舗数が限られるのでいきたい場所も行き着くし、買いたいものがなかったりします。

冬はマイナス25度以下になる日もあるので、寒くて外に出たくありません。

さらには我が家は夫がまだ学生ということもあって、経済的にそんなに余裕はない状況です。

一応近所には大型店はあって、

  • Walmart(世界最大のスーパーマーケットチェーン)
  • Canadian Tire (ホームセンター)
  • Dollarama(100円均一)

なんかは揃ってますが、商品の選択肢は多くないので値段や形にこだわりだすと買うことなく帰ることも多くなります。

環境次第で自然とシンプルな暮らしに変われる

ただ、人口が少ない土地でお店が限られるからお金を使う機会が少ないのかといったらそうでもないかもしれません。

少し似た気候で冬はマイナス10度以下(東部より少し暖かいですが)、平均人口3万のカナダ西部のリゾートの村に住んでいたこともあります。

ここは違う国からウィンタースポーツやサマーアクティビティーにとバケーションで訪れる人がたくさんいて、サービス業が盛んなので人の流れも激しく街も明るい雰囲気です。

似た条件でも高齢化が進む東部の町と、活気ある西部の村、両方で暮らしてみて、街の雰囲気でライフスタイルが大きく変わることを感じました。

西部の村ではbarに飲みに行きコミュニケーションをとる時も多かったのですが、東部の町に移動して友人も活気も少なくなると自然と外出の機会も減りました。

それと同時に物欲や欲求も減り、自分と向き合うことが増え、生活がシンプルに変わっていったのです。

私の場合は望んだ田舎暮らしではなかったのですが、環境が変わるとこんなにも暮らしぶりが変わってしまうのかと自分でびっくりしました。

田舎でシンプルライフを送るデメリット

極端とも言える生活の変化を体験することで、理想的と思っていたシンプルライフにもデメリットがあることに気づきました。

その人にとってちょうど良い分量の物や人に囲まれて幸せに過ごすことがシンプルライフだとするなら、その分量はとても重要です。

それぞれの暮らしぶりや受け取り方によっても変わると思いますので、私の体験を通してそんなこともあるんだなーと軽い気持ちで読んでみて下さい。

流行やおしゃれに疎くなりがち

意識や環境次第ですが、シンプルに削ることで世の流れに鈍感になりかねないと感じました。

雑誌やニュースはオンラインでも入手できる時代になりましたが、情報の断捨離を間違えると最新の情報まで遮断してしまうことになります。

生の情報が入ってこないので、情報に振り回されないようになり、いいのか悪いのか流行りやブランドに興味がなくなりました。

ブランド志向が強かった過去の私と比べると大きな変化です・・・!

ただ最近困ったのは、ニューヨークに旅行に行った時のこと。

カッコよく服を着こなしたりオシャレなレストランを訪れたりしたかったのですが、最新情報へと更新するためにインプットから始まり、脳内アップデートに時間がかかりました。

季節感のあるおしゃれを取り入れるコーディネートを考えても足りないアイテムがあったり、最近オープンしたと思っていたカフェは古い情報だったりと、新しい情報をキャッチできていない自分に不甲斐なさを感じました。

自分に合ったコミュニケーションの場を見つけにくい

刺激的な暮らしをしていた経験がある人には、シンプルなこの暮らしがストレスに感じることがあるかもしれません。

バーはあってもクラブはなく。

飲食店は22時に閉まり。

街のイベントは高齢者やファミリー層向けに参加型よりも観戦型が多く。

とミレニアム世代で子供もおらず、体を動かすことが好きな私に合った場所が少なくて物足りなさを感じています。

新しい土地に移動するとどんな人でもそうですが、対面でのコミュニケーションの環境が見つかるまでは寂しい思いをすることもあるかと思います。

モントリオールから移動してきたケベコワ(ケベックの人)の友達ですら、ここでは友達やコミュニティを見つけるのが難しかったと言っていました。

外から来たアウトサイダーが溶け込める交流の場がもっとあればなと感じたのはどうやら私だけではなかったようです。

モチベーションが維持できないと成長が止まる可能性も!

全てがシンプルで落ち着きすぎる環境になると、他からの刺激が少ないので成長が止まってしまう可能性があります。

例えば、趣味や子供の習い事では同じように楽しむ友達がいて互いに切磋琢磨する事で、より高いレベルを目指したり早い成長が見込めたりすると思います。

仲間がいると新しい事に挑戦しやすくて、高いモチベーションを維持しやすいですよね。

シンプルに暮らすことで心落ち着いて集中できる環境も大切ですが、時には雑踏の中揉まれながらも競争心をむき出しにできるような場も必要じゃないかなと思います。

いろんな刺激をうまく取り込み、心と体をバランスよく育てられる環境があるのが理想ですけどね。

 

心地よく過ごす、シンプルライフを送るメリット

結婚と30代という年齢によるところもあるでしょうが、シンプルライフに変わって6ヶ月経って生活が少し変わりました。

20代の頃のように全力で全て突っ走るよりも、周りと自分のちょうど良い落とし所を見つけて一つ一つを大切にできるようになったような気がします。

自分のプロジェクトに没頭し集中できる

暮らしがシンプルになることで、圧倒的に違いを感じているのは「時間」ができたことです。

私の場合は田舎の見知らぬ地に移ったこともあり、人と交流する時間が減る代わりに、趣味や新しい自分のプロジェクトに没頭して取り組むことができています。

好きな本をじっくりと読んでインプットしたり、黙々と作品を作成してアウトプットしたり。

アーティスト気質の人にはもってこいではないでしょうか。

人間皆平等に与えられた時間ですから、無駄にせずにどう活用して好きなことを極めていくか、時間のマネジメントがキーですね。

自分にとって大切な人や物が見える

日々の暮らしがシンプルになると、複雑に見えた事は実はとてもシンプルだったと気づき、物事を捉える視点が変わりました。

  • どういった人と繋がりたくて、どんなことをその人としていきたいか
  • 使うお金で何をして、何を得たいか
  • どんな物が今必要で、代用できる物はないか
  • 無理して相手に合わせなくても、自分らしくいれる環境はあるか

雑念が入ってこないので、目的を意識して何のためにそれをしているのか、スッキリと単純明快に考えられるようになりました。

何事も頑張りすぎたり欲を出したりすると、オーバーフローしてしまいますよね。

心に負荷をかけずに、リラックスすると見えるものもあるみたいです。

丁寧な暮らしが自然とできるようになる

どんなライフスタイルでも必ず誰かがやらなければならない、料理、掃除、洗濯。

毎日のことだから、チャチャっと終わらせてこなしてしまいたいですね。

だからこそ暮らしをシンプルに捉えて「手間」と「時間」をかけるところとかけないところを切り分けられるようになると、生活レベルが一つ上がる気がします。

例えば、

  • 電子レンジをなるべく使わない献立を考える
  • 休みの日の作り置きで忙しい時でも健康な食事をする
  • 柔軟剤一つで柔らかくていい匂いのタオルが用意できる
  • 使った後の一拭きでカバンや靴を長く使えるように手入れする

と、時間をかけずできることに気が回るようになったかなと思います。

ちょっとした一手間が快適な暮らしへのヒントかもしれません。

お財布に優しく未来を見据えた生活を送れる

シンプルなライフスタイルを取ると余計な物を購入することも減るので、支出が減って家計への負担が減ります。

お財布に優しいのはとても嬉しい・・・!

無駄な支出が減ると貯蓄や投資もできますし、長期計画も立てることができます。

海外に移り住んだ最初は自分の暮らしでいっぱいいっぱいだったのですが、結婚して2年目になり、夫が学生を卒業するのでお金のこともより深く考えて行くようにしたいですね。

まとめ

シンプルライフもいろいろですが、大切なのはその暮らしが自分にあったものか、家族にあったものかというところではないでしょうか。

私は結婚相手の状況から海外の田舎に一旦暮らすことになり、初めは状況もわからなかったのですが3ヶ月後くらいから肌に合わずストレスを感じていたようです。

シンプルライフは精神的に余裕ができて心が豊かになるという考えもありますが、私のようなパターンだと必ずしもそれは当てはまらず、環境で向き不向きもあるんだなと気づきました。

物足りなさがある状況を受け入れてから、気が楽になり、視点を変えて「ちょっと不便なシンプルライフ」を楽しめるようになってきたのはほんと最近のことです。

限られた人生、思いっきり楽しむに越したことはないですよね。

この記事が、より快適な毎日を過ごす、自分にあった理想的な暮らしを探すヒントになれば嬉しいです。



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管理人のYukiです。

20代後半でコンサルティング会社を退職し、カナダに移住して5年目。現在はケベック州に滞在しています。

カナダ東海岸のライフスタイルを中心に、語学・暮らし・旅行・刺激を受けた内容をありのままに綴っています。

 

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