East Canada Diary

カナダ東海岸ケベックから自分らしく暮らす日常を綴ったブログです。

Life カナダの暮らし

初心者がカナダで犬を初めて飼う!探し方から引き取りまで

投稿日:

こんにちは、犬を飼って朝が早くなったYuki(@yukiecdblog)です。

わたしが結婚してやりたかった夢の1つが 犬を飼う ということ!

当人は実家では犬を飼ってるものの、一緒に暮らしたことはないペット初心者。

しかも海外のカナダでということで、探し方は?費用は?犬種は?とわからないことだらけでした。

そんなわたしが、カナダで初めて室内犬を飼うことに決めたきっかけと、カナダでの犬の探し方や引き取り方をご紹介します!

海外で犬を飼うことへ迷いがある方、いまひとつ決め手がない方の後押しになれたら嬉しいです。

犬を飼うことになった経緯は?

周りの環境が前向きな条件が揃っていた

カナダでは犬を飼う人は日本に比べて比較的多い印象です。

夫は幼い頃に犬を飼っていた経験もあり、もしかしたら預ける可能性にもなり得る義父母も「犬飼っちゃいなよ〜」と前向き。

そして新しく引っ越した今の家のオーナーも、

「わたしたちも犬飼ってたから、必要なら預かることもできるわよ」

と幸運にも周りの反対要素は少なかったんです。

あとは内的な不安要素。

やっぱり費用や病気に対する心配はありましたけど、日々の生活費を見直して捻出できそうな目処がついたので、あまり深く悩みすぎずに心を決めました。

犬種を決める基準をはっきりさせた

都心部から外れると大型犬をよく見かけます。

わたしの住んだことがある地域では屋外で飼っている犬を見かけることはまれで、どんな大型犬も室内に入ること前提で飼われています。

静かな住宅地の賃貸に住むわたしたちは、中型犬以下の犬種を希望してました。

気にしていたのは、

  • 室内スペースとの兼ね合い
  • 犬の足音による騒音の影響
  • しつけがしやすい犬
  • なるべく吠えない犬種
  • それなりに若い犬

などで、この条件にマッチする犬を長期目線で探すことにしました。

カナダで犬を探す方法

カナダでは犬を見つける方法は大きく4つあります。

  • ペットショップでの購入(ケベック州では可能)
  • ブリーダーからの購入
  • 動物保護機関シェルターからの引き取り
  • 個人取引

※カナダでは州によって制限されていることが違い、バンクーバーなどのBC州ではペットショップでの犬の販売・購入は禁止されています。

わたしたちがまず選択肢として選んだのは、動物保護機関シェルターからの引き取りでした。

ここには迷子の犬や、何らかの形で飼い主が飼えなくなった犬と里親をマッチングさせるところです。

比較的安価ですが、いつどんな犬がくるのかわからないので引き合わせの運を持ち合わせないといけません。

初めて訪れた時には、若いゴールデンレトリバーと迷子の老犬が保護されていて、どちらも希望の犬とマッチしなかったので、該当する犬がいたら連絡をもらうようにしました。

(結局連絡はいちどもなかったので、どうしてもこの方法がいいなら頻繁に足を運ぶか連絡をとることをおすすめします。)

ただ、この施設を訪れてスタッフさんからどんな犬がくるのかお話を聞いて。

恵まれない犬がいることを初めて目の当たりにして、

「犬や飼い主を助けられるような引き取り方法を選びたい」

と思うようになりました。

我が家とわんちゃんとの出会い

そうこうして希望にマッチする犬に出会うことなく2ヶ月が過ぎた頃、地元のスーパーに「犬をお譲りします」という広告が張り出されていました。

1歳オスのアメリカンエスキモー。

価格は 300カナダドル。

(カナダでも破格の金額)

写真の丸いくりっとした目とふわふわした白黒の毛並みに惹かれて電話してみると、飼い主のパートナーたちは仕事が多忙で構ってやることができず、いい家族を探しているとのことでした。

これはもしかしたら運命の出会いになるのかもしれない、とアポを取って週末に行くことにしました。

実際に行った犬の受け渡し方法

犬と面会して、詳しい状況や犬の性格を聞く

予定していた日曜に旅行先から戻れず、翌日の月曜に予定を変更してもらい1時間半かけて会いに行きました。

事前に予防接種や去勢は済んでいることは電話で聞いていたので、到着してからは犬の性格やどんな暮らしをしていたかについてを主に話しました。

名前はフィルくん。(のちのミルくん)

外を走り回るのが大好きなで、リーシュなしでも大丈夫だよということや芝生でしかおしっこしないよ〜とか、車には酔いやすいので子供用酔い止めを飲ませてねとか。

一緒に暮らしたことがある人だからこそわかる扱いのコツを聞けるのは個人取引の利点かもしれません。

しかも元の飼い主さんがしっかりとしつけをされていて、この時点でおて・ふせ・まて・ボールを取ってくるなどの一通りのことはできていて。

元気でかしこいな というのが最初の印象でした。

わんちゃんもわたしたちにすぐ慣れてくれたので、その場で引き取ることを決めました。

引き取り時に受け取った書類

そうと決まれば、そのまま受け渡しの手続きをします。

個人取引だと犬の健康記録などがないことも多いのですが、しっかりしていた飼い主さんでわんちゃんに関する書類をすべてまとめていてくれました。

  • 購入したペットショップの情報
  • 通っていた動物病院の記録
  • 予防接種の内容
  • 支払いのレシート
  • わたしたちへの支払い領収書

それに加えて、ケージや余ったえさ、リーシュやおもちゃボールなど、犬用品に必要な一式すべてを無料で添えてくれました。

実はこの飼い主さんたち、夫の友達のお母さんとパートナーだったようで、その関係でかもしれませんが、それにしても優しすぎて感激しっぱなしでした。

そうして300カナダドルを現金で支払い、必要な書類を受け取って引き渡しが無事に完了しました。

名前は引き継がないことにした

元の名前はフィルくんでしたが、夫がミルの方が良くない?ということで帰りから『ミル』に呼び名が変わりました。

特に理由があったわけではないし、個人的には同じ名前の方が混乱が少なくて済むのではと思ってたんですけど、犬も適応能力は高いみたいで。

最初は振り向いてくれませんでしたが、翌日には新しい名前に馴染んでました。

こうして、新しくミルくんがわたしたちの家族の一員に加わりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まだ犬との暮らしビギナーのわたしにはわからないこともたくさんありますが、近所の人や夫の友人、ブログの情報に助けられて過ごしてます。

わたしは少し成長してるものの、むちゃくちゃやんちゃだけど理想に近いわんちゃんとめぐり合うことができてラッキーでした。

改めて、わんちゃんにも意思があって、大切な命なんだなと思う日々です。

海外でも素敵なご縁で、新しい家族とであえるといいですね。



-Life, カナダの暮らし

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管理人のYukiです。

20代後半でコンサルティング会社を退職し、カナダに移住して9年目。現在はケベック州在住です。

カナダ東海岸のライフスタイルを中心に、語学・暮らし・旅行・刺激を受けた内容をありのままに綴っています。

 

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