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カナダで格安ボロ賃貸をDIY!理想の家にリフォームしてみた

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こんにちは、ケベックで1ヶ月前にボロ賃貸を完全リフォームしてカナダ人夫と暮らす、DIY初心者の Yuki (@yukiecdblog)です!

自宅のドアの鍵が壊れたり水が漏れたりした場合、業者に依頼して直してもらいますよね?リフォームになればなおさらで、日本では自分たちでDIYをする人はわたしの周りにはそう多くいませんでした。

ところがカナダでは賃貸でもDIYをして自分たち好みに変えることは日常茶飯事で、中には自分たちで家を建ててしまう人すらいます。

今回引っ越すにあたって「入居へ向けて住めるような部屋に修復する」というという初のDIYミッションをこなしました。

ここでは、掘り出し物の格安家賃物件に住むためにリフォーム初心者が奮闘した3週間をご紹介します。

海外の賃貸の様子が気になる方、DIYが趣味の方は参考にしてみてください。

海が見える最上階は雨水が漏れるボロハウスだった

カナダ・ケベック州での家探しは空き家の看板を探して電話するのが基本です

わたしたちも希望の地域を低速でドライブし、1件ずつ電話をかけながら1日で15件以上電話しました。

その中で条件に合致するところをその日か翌日に3〜4件見学しに行っています。

ですが、地下だったり窓が少なかったり、部屋が狭かったり価格が高かったりと、なかなか希望物件に出会うことができずに妥協しようか悩んでいました。

そんなときに夫の仕事仲間から耳寄りな情報を入手して足を運んだのが今の物件。

リビング+キッチン+2部屋の構成です。

このときオーナーのジルさんは半地下の物件を貸し出す予定で、最上階はリフォームを途中で諦めたまま放置されていた悲惨な状況でした。

それでも、最上階への秘密基地のような入り口階段を登る感覚と、海が見えるロケーション、そして350カナダドルという田舎とはいえど破格の家賃に強く心惹かれました。

(ジルさんの奥さんが値段違うよと言ったけど、ジルさんが「もう言ったからこれでいいよ」と割引に!)

問題は入居まで3週間、オーナーは元大工とはいえど87歳。

修復作業は息子がやるから入居までに間に合うよと言ってくれましたが、家なき子になっては困ります。

塗装はサポートできるけど契約書は状況を見てからサインするということで折り合いをつけ、口約束のみで賃貸を押さえることになりました。

3週間の賃貸リフォーム大プロジェクト

家主の担当は屋根と天井・浴室の補修

そうと決まれば修復開始です。

ちょこちょこと顔を出すようになりますが、ジルさんは最初の1週間の間に屋根と天井の水漏れを直し終わっていました

結局息子ではなく、ジルさん本人が屋根に登って作業したみたいです。(おじいちゃんあぶないよ〜)

それから水回りの細かいところを直し、浴室も古い塗料を剥がして新しい塗料へ塗り替えてくれて、なんと贅沢にも色も選ばせてもらいました

人生初めての塗装は全部屋の壁と天井

わたしたちがメインで作業したのは壁と天井のペイント。

下地を含めた2度塗りやマスキングすら知らなかった塗装初心者のわたしは、この作業を完全に舐めてました…

平日の作業は夫の仕事後になるのでできる作業は3~4時間。

思ったよりもハードな慣れない作業で腕と首が筋肉痛になっては休んで、そしてまた作業に行く…

最初の1週間は2日だけの作業でやっと6畳程の部屋を塗り終わるというゆるいペースで始めました。

自分の常識をぶち壊した初めての本格的なDIY作業

1部屋できあがって次に手をつけたのが、見学したときに1番手を入れたかったキッチンです。

扉は小汚く床は足跡だらけ。シンクには塗装道具が並べられてここで料理をするなんて考えたくもないほどでした。

でも想像を巡らせてみたんです。

これは国が違うからではなくて、日本でもリフォーム作業するのに靴は脱がないし洗い場は別に作らないし、もちろん木屑や土だって出ます。

どの国でもやっていることは同じで、作る過程でいちいち綺麗にするのではなく、完成した後に掃除をして完璧な状態でお客さんに提供していただけなんです。

今まで完成品にお金を支払うだけだったわたしは、ものができあがっていくプロセスを目の当たりにして当たり前のことを見逃していた自分に驚きを隠せませんでした

この部屋も壁と扉を塗り、緩んだネジを直し、床とシンクをピカピカに磨き上げてごく普通に住める状態まで回復させました。

ものつくりの過程を知れたキッチンのDIY作業はわたしにとって、手元に届く完成品だけをイメージしていた固定観念を打ち破ってくれる貴重な経験でした。

果たして本当にお得だったのか、時給換算してみた

こうして最後の3週目はほぼ毎日作業をし、全作業に約50時間かけて完了させることができました。

塗装に必要な材料はすべて家主が用意してくれたものの、作業には本来人件費が発生します。

そこで、はたしてこの物件に住むに値する作業だったのか、どれくらい住めば作業のもとが取れるのか、実際に数字で表してみました。

全作業時間 約50時間 × 作業人数 2人 = 約100時間

総時間 約100時間 × 見習い大工想定時給 17カナダドル = 1,700 カナダドル

地域の平均家賃 650カナダドル – 現家賃 350カナダドル = 300カナダドル

1,700カナダドル ÷ 300 カナダドル = 【約5.6ヶ月分お得】

つまり、半年以上この物件に住んで回収できる作業量だったようです。

とは言っても、玄関前の室内物置と屋外物置も使っていいよと、部屋以外にもかなり広い場所にトレーニング用品、カヌーなどを置かせてもらってのいます。

毎日絶景が部屋から眺められる大の特典付きで、大きなインテリアを設置する広さも十分にある作りの部屋です。

破格の好条件な物件にであえてとにかくラッキーでしたね。

賃貸でもできるリノベーションのおすすめ本

いざDIYをやろうにもやり方がわからない、まだ前向きになれないという方へ、背中を後押ししてくれる書籍を紹介します。

暮らしの実用シリーズ 決定版 自分でできるリフォーム&修繕大百科

ざっくりと広い範囲を網羅しています。DIY初心者の最初の一冊におすすめです。

セルフリノベーションの教科書: 「塗る・貼る・つける・飾る」でちょっと内装に手を入れるだけ

こちらはリノベーションなので少し大掛かりな作業が多いですが、何よりお洒落なレイアウトのお部屋が多くて見ているだけで気分を上げてくれます。

まとめ

この記事を書いている平日月曜日の夕方も、「ウィーン」と木を切る裁断機の音や「カンカン」とトンカチでネジを打ち込む音がご近所から聞こえています。

Tシャツ1枚で青空の下、笑顔でもの作りに没頭しているおじさまたちはみんな笑顔で楽しそうです。

DIYで節約しながら暮らしを楽しく、オリジナリティあふれる部屋を作る楽しさにはまってみるのもいいですよ!



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管理人のYukiです。

20代後半でコンサルティング会社を退職し、カナダに移住して5年目。現在はケベック州に滞在しています。

カナダ東海岸のライフスタイルを中心に、語学・暮らし・旅行・刺激を受けた内容をありのままに綴っています。

 

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