こんにちは、野菜は毎日欠かさずとるように心がけているYuki(@yukiecdblog)です。
健康的な生活を送るのに、できれば採りたてで新鮮な野菜を食べれる暮らしに憧れますよね。
ただ、できる範囲の自給自足をしようにもなかなか時間が取れなかったり、周りで実行している人も少なくていまひとつ踏み出せないという人も多いのではないでしょうか。
この夏、義父母の実家へ帰省して、初心者ながらも手作りでとても素敵な家庭菜園をみてきました。
海外の一般家庭の野菜畑の様子を知って、いつかわたしもやってみたい!と刺激をもらえたのでその様子をご紹介します。
※ここには具体的な育て方や作り方は一切書いていないのでご注意ください。
春から4ヶ月かけて作り上げた、自宅裏の家庭菜園
ケベックの冬は雪は積もるしマイナス30度以下になるので、家庭菜園の作業は雪が溶けて春になってから。
本格的な菜園は初めての家庭菜園ビギナー、50代後半の義父母が4ヶ月で作り上げた屋外と屋内のお庭がこちらです。
小さなポットから育てて、耕した土に植え替えて。
スプリンクラー機能はつけていないので、晴天が続く日はお義母さんが毎日熱心に水をあげています。
屋外菜園に加えて、パパさんが作った手作りの屋根付き菜園と肥料用コンポストも設置されていました。
義父は仕事を半リタイヤしているので週の半分は作業に当てられるとはいえ、短期間で思った以上に本格的に作られていて驚きました。
自給自足のための家庭菜園
屋外で育つ12種類の野菜
そもそも家庭菜園を始めたのは「新鮮な採りたての野菜を食卓に並べたい」と思ったからみたいで、簡単にできる野菜をメインとしていて小難しい野菜は植えていません。
とは言ってもたくさんの種類を植えていて、屋外の野菜は12種類にも及びます。
5m×7m 程、全7列の小さな屋外菜園。
この庭の両端に植えられているさやえんどう。
囲いのフェンスの網目を添え木として利用して、無駄なスペースを省いています。
一番端の列にはにんじんたち。実はこの列に、ママさんは植えた記憶のないじゃがいもがなぜか混ざり込む七不思議が起きているそうです。
横から2列目にはにサニーレタスとキャベツの葉物。レタスの色が鮮やかでした。
中心近くの3列目には赤カブと、黄ビーツに赤ビーツをずらっと並べていました。
赤ビーツは小ぶりだったんですが、ここから大きくなるんでしょうか?それともこれが完成サイズなのかな?
庭のど真ん中には縦長トマトに大きなトマト。
中には身がなりすぎて重さで地面についてしまうほど成長していました。
残りの3列はなぜかここに植えられた花の列とネギ系。
よく見る普通のたまねぎと赤たまねぎがここで育っていますが、まぁ見るからにざっくりな植え方で。
これでも十分に収穫できるほど成長するし、家庭で食べる分には手入れも気を使いすぎないところがカナダ人らしいかも知れません。
屋根付き菜園の3種類の野菜
屋外畑のお隣にあるのは、屋根付き菜園です。
中をのぞいて見ると、こちらはちょっと悲惨なことになっていました。
育った野菜の重さに耐えきれずにほとんどが倒れてしまっていました。
きゅうり、トマト、ピーマンが育てられているんですが、すべてを直すにはもう少し時間がかかりそうです。
この小屋は手作りで、また花壇ならぬ野菜壇も、パパさんが木のパレットから自作したそうです。
なんでも自分たちで作っちゃうのはカナダ人の特徴ですね。
場所がないなら植木鉢で育てよう
大きな畑だけでなく、限られた場所でも野菜やハーブを育てていました。
ミニピーマンやミニトマト、パセリやハーブなんかもお花と一緒に別の場所で育てていたりといろんな育て方を試しているようでした。
とりあえずいろんな環境を試してみて、そこから学んで最適な育て方を探す。
そんなやり方の義父母なので、次に訪れるときにはまた大きく変わってるかもしれません。
虫もつくので要注意
もちろん、野菜を育てるには虫対策も必要です。
対策が足りないと害虫が葉を食べにやってきてしまいます。
端の方に混ざり込んでいたあるじゃがいも君は、すっかり虫に食われて見るも無残な姿になっていました。
いろんな方法はあるみたいですが、ママさんは食器用洗剤を水に溶かしてスプレーでかける対策を主にとってるそうです。
(これがいいのか悪いのかは、野菜を育てたことがないわたしは知る由もないです)
植えたからって完全に放置できるわけではなくて、水や手入れをといった日頃から愛情を注ぐことが大事なんですね。
収穫したら食べてみよう
この日の夕食には、すべて庭から採れたものだけで作った自家栽培サラダが出てきました。
サニーレタスにミニトマト、芽ネギにミニメロンに見えるきゅうりに、純生クリームをかけて頂きます。
レタスは少し苦味があって、きゅうりはみずみずしく。
日本のおばあちゃん家での田舎暮らしを体験しているような気分で、なんだか懐かしさすらあるような味でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
初心者らしい、植えっぱなしや崩れっぱなしなどの失敗もあります。
それでも楽しみながら新鮮な野菜が味わいたいのはどの国でも同じですよね。
わたしもいつかお手軽な野菜から自給自足に挑戦してみたいと思います。