9月になってカナダの紅葉の季節がだんだんと近づいてきました。
旅行でカナダを訪れるのに、どんな服装をすればいいか迷う方も多いのではないでしょうか。
今回はケベック・シティを中心にカナダ東部へ旅行する方へ、カナダの秋の服装情報と天気情報をご紹介します。
メープル街道へ旅行する予定の方、アメリカからカナダへロードトリップで北上する方などは参考にしてみてください。
メープル街道と言っても、総距離800kmと東京から広島程の距離があります。
ここでご紹介するのはケベック・シティ周辺の状況ですので、それ以外を訪れる方はご注意ください。
カナダの秋に着る服装は?
9月:最後の夏インディアンサマー
秋になり始めでありながらもまだ夏の感覚も残る9月。
日本と同じように、9月上旬は日によって暖かくなったり寒くなったりが激しいです。
出典:https://www.accuweather.com/ja/ca/quebec/g2l/september-weather/50011?monyr=9/1/2018&lang=ja
2018年のケベックシティの最高気温/最低気温で言えば、
9月9日に 16℃/4℃ になった日もあれば、
9月13日には 25℃/13℃ に気温が上がったりと
5日経ったのに10℃も気温が上がって夏日に逆戻り......なんてこともあります。
カナダでは、霜が降りるほど寒くなったあとに夏の陽気に戻ることをインディアンサマーと呼んでいます。
だいたいこれが9月中旬頃にやってきて、下旬からは気温が下がって最低気温は一桁しかも5℃以下の日が多くなります。
下旬になってくると昼間でも日差しが少ないところではかなり肌寒く、秋というより日本の晩秋11月頃を想像しておくと近いです。
この時期によく使えるアイテムとしては、薄手のカーディガンなどの羽織ものです。
半袖ニットや七分パンツといった時期が限られる洋服もこの時期に使っています。
真夏の服装と秋の服装を行き来する時期なので、毎日天気予報を見て温度チェックは欠かせません。
- 日によって気温が異なることがあるので、予報をこまめにチェック!
- 寒い場合に中に着込めるインナーを持ち歩こう!
10月:朝と夜の気温差が激しく、寒さに備えて
10月上旬から中旬は、カナダで一面に広がるダイナミックな紅葉を味わうベストシーズンです。
日本からカナダ東部へは、メープル街道を目的に訪れる人が一番多い時期ですね。
10月上旬は最高気温が10℃を上回る日も多いですが、
中旬以降は10℃前後になり最低気温は0℃近くになります。
10月下旬になると、最高気温は5℃前後、最低気温は氷点下としっかりとした冬が始まっていきます。
この時期にツアーやレンタカーでカナダ東部を訪れる人は、車内や室内の出入りに備えて温度調節がしやすい服選びをして備えておきましょう。
スムーズな出入りを考えると、脱ぎ着しやすいファスナー形式や長すぎないコートが便利です。
個人的には、ユニクロのコンパクトになるウルトラダウンを荷物に忍ばせておいて、寒い時はコートの中に着込んでいます。
しっかりと服を用意しておけば、寒さに怯えることはありません。
- 保温性が高く、脱ぎ着しやすくかさばりにくい格好を!
- 思ったよりも寒かった時のためにインナーを持ち歩こう!
11月:日本の真冬と大差がない程冷え込む
雨が降るのは10月下旬頃までで、11月頃には雪やみぞれへと変わっていきます。
最高気温も5℃を上回る日はなくなり、最低気温は毎日氷点下。
体も冷え込みやすいのでしっかりとした防寒が必要です。
この時期は天気によっては足元がかなり滑りやすくなります。
降った雪が日光で溶けて氷になる時期はかなり危なっかしい......!
足元は防寒性とグリップ力のある靴が必須になってきます。
ジャケットもフードがあると雪が降ったときに助かります。
寒さが心配な方はウィンタースポーツ用のジャケットを外出用に着ても構いません。
実際に真冬のケベックでは当たり前のように着られています。
- 真冬並みの服装で防寒に備えよう!
- 機能性の高いアウトドアやウィンタースポーツ用品を活用しよう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
カナダの秋は日本より寒くなるのが一足早いです。
備えあれば憂いなしですので、しっかりと準備して楽しい旅行を過ごしてください。