海外では注文した食事をシェアすることを嫌がられるレストランもある、なんてことを聞いたことがある人もいるかも知れません。
アジア系料理店やバーでのサイドメニューを取り分けて食べるのはカナダでもよく見かけますが、日本の食事文化と大きく違うのは メイン料理を他の人と分け合うことは一般的ではない ということです。
そうは言っても、少食の方や旅の後半で外国の料理に胃が疲れてきていて少しの量だけ食べたいとき(まさに今回のわたしたち)もありますよね。
今回は実際にケベックシティで日本から来ていた両親と一緒に利用して、笑顔でシェアに応じてもらえたレストランを3つご紹介します。
旅行後半でボリュームや味に疲れてきた 50代後半の両親から、お店の雰囲気や料理も合わせて好評価だったので、おしゃれな雰囲気も合わせて楽しみながら読んでみて下さい。
日本の両親とカナダ在住夫婦が実際に利用したレストラン
サプリスティ, サンジャン店(Sapristi)
旧市街地内にあるイタリアンレストラン。
同じ名前の系列店がケベックシティ内にもう1店舗あるのですが、わたしたちは20時半頃に車でアクセスしやすい Saint-Jean店 に行きました。
パスタはもちろんですが、オススメは フラットブレッド(Flat bread)!
View this post on Instagram
切られているので分けやすいし、サイズも大きすぎないのが少食のわたしたちにはぴったりで。
ケベックのローカルビールも異なるテイストや少量のグラスからピッチャーまでと量の選択肢も豊富なので、少しだけ飲みたい方にもおすすめです。
ちなみにこちら、数年前に初めてケベックシティを訪れたときに ひとりでディナーをしたお店でもあります。
カウンター席もあって値段もお手頃で、バーテンダーさんと会話しながらひとりご飯でも気兼ねなく食べれました。
住所:1001 rue St-Jean Québec (Qc) G1R 1S4
電話:+1 418 692-2030
営業時間:日曜から木曜 11:30 ~ 22:30、金曜から土曜 11:30 ~ 23:30
タベーン・ルイズ(Taverne Louise)
こちらはポートロイヤル(Port Royal)ホテルの中にあるレストランです。
ケベックシティの大きな目印 シャトーフロントナックからは港側で少し距離があるのですが、両親の宿泊先だったので疲れていた最終日に利用しました。
View this post on Instagram
正直、ホテル付随のレストランということでシェアは厳しいかも知れないと思って訪れてみたのですが......。
こころよくもちろんシェアでもいいよと取り皿も持ってきてもらえました。
その日のオススメの料理や前菜、そしてメインのお肉と どれも量も多過ぎず脂っこくなくて日本人向きの味かなと思っています。
18:00頃に訪れたのですが 10月中旬も過ぎて街全体がシーズン終わりに近づいていたこともありお客さんが少なかった分、サーバーの方がとても丁寧に接客してくれたのが印象的でした。
住所:48 Rue Saint-Paul, Québec, QC G1K 3V7
電話:+1 418 780-7255
営業時間:日曜から水曜 7:00 ~ 22:00、木曜から土曜 7:00 ~ 23:00
コション・ダング, シャンプラン店(Cochon Dingue Champlain)
そしてお土産やさんが並ぶ北米最古の繁華街と呼ばれるシャンプラン通りのすぐ横にあるレストランです。
13:30頃のランチピーク過ぎに訪れたつもりだったのですが、ショッピング街のすぐ側ということで思ったよりも混み合ってました......!
その日はコース料理ディナーの予定だったので、どうしても軽く済ませたくて。
前菜3品にスープ各人 というオーダーで、サーバーにも少量だけど大丈夫と確認されたのですが、結果ちょうど良い具合になりました。
美味しかったのはここのチキンサラダ!
連日の外食続きでヘルシーな野菜に飢えていたのですが、パンプキンの種の香ばしい食感やクランベリーで 健康的な食事を味わえました。
住所:46 Boulevard Champlain, Québec, QC G1K 4H7
電話:+1 418 692-2013
営業時間:月曜から木曜 7:00 ~ 22:00、金曜 7:00 ~ 23:00、土曜 8:00 ~ 23:00、日曜 8:00 ~ 22:00
シェアするときの注意事項
どのレストランでも思ったよりシェアを快く受け入れてくれた印象がありますが、絶対に気をつけていたマイルールがあります!
- シェアしたいことをメニュー注文のときに事前に伝える
- ひとり1品以上はオーダーする
- シェアしても違和感がない盛り合わせやプラッターを中心に選ぶ
- 液体ものはシェアしない
- ドレスコードがある(ありそう)なお店は論外
日本で頼むときと同じように、コース料理はシェフが食事の流れを熟考した味付けになっているので よほどのことでない限り取り分けることはないかと思います。
一品オーダーでも訪れる先の食文化も理解しつつ、自分のお腹にあった食事を楽しみたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
テーブルを担当してくれるサーバーやメニューによってはシェアをおすすめできないこともあるでしょうが、旅先のレストランで現地の味を楽しむ選択肢の参考にしていただければうれしいです。