East Canada Diary

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Canada Travel + Adventure

クラフトビール祭り!おしゃれすぎた海外のビアフェスティバルレポート

投稿日:

こんにちは、カナダではカラッとした暑さが毎日続いてビールが止まらないYuki(@yukiecdblog)です。

先週末にケベック州の奥地にて、3日間に渡って開催されたローカルなビアフェスティバルに行ってきました。

おそらく日本人は誰も訪れたことがないであろうこのフェスティバル。

醸造所のビールに加えてとにかくおしゃれすぎて想像の以上に楽しめたので、その様子をレポートします!

Festival de la bière de la Côte-Nord 公式サイト はこちら

カナダの小さな田舎町のお洒落なビアフェスティバル

イベント概要

ケベック北部のコート・ノード地域で一番大きなベー・コモー(Baie-Comeau)で開催された5年目を迎えるビアフェスティバル。

このあたりに拠点を置く15のマイクロブリュワリー(醸造所)が参加していました。

現在カナダではマイクロブリュワリー産業が盛り上がっていて、どこも生産が追いつかないほどの人気です。

中でもケベック州は醸造所の数が国内一で、そのクラフトビールはラガーはもちろん、エール系や癖が強いものが多くなっています。

全日券でお得になる入場料

わたしは夫と2人で金曜日に行くことに。

2週間程前の地元紙にイベントの折り込み広告に参加費用が書かれていました。

事前購入 当日券
子供 約1,400円 約1,400円
大人 約1,900円 約2,500円
週末通し券 約2,500円 約4,200円

え〜!? 当日券で50%前後も値上がるの!?

と驚いてまえもって購入しなきゃと、事前最終日に滑り込みでチケットをゲットしました。

イベント会場の規模

イベント当日、会場の海辺の公園に向かいます。

野球グラウンド程の広さの会場には、夜に開催されるライブ用の特設ステージが出来上がっていて。

そしてとんがりが帽子がおしゃれな、どデカイテントがビール会場です。

わたしが行ったのは金曜の夕方17時頃だったのですが、スペースに余裕があるくらいの参加者で空いてるほどに感じました。

簡易トイレも余裕がある数で、比較的きれいで待ちもなく使うことができました。

ビール会場の様子

テント内はケベック北部のビールブースとフードブースで囲むように設置されています。

どんなビールを飲もうかな〜とウキウキしながらテントに入ってくと、中のステージでコメディートークショーが行われてました。

ビール片手にみんな楽しそう。

フランス語がわからなくて笑えないわたしは残念すぎる……。

ビールは各お店毎に払うシステムで、最小オーダーは $2/4オンス(120ml)から。

コップはむちゃくちゃ可愛い有料のグラスもあったのですが、今回は無料の紙コップを選びました。

先住民を思わせるデザイン『オシュラグ』

飲むぞー!と気合を入れて向かったのは、カナダ先住民を思わせるロゴの『オシュラグ(Oshlag)

メニューを見て分かる通り……種類が多い…!

どうやらここは姉妹ブランドも含めて販売しているということで、こんなにも豊富なビールが提供されているそうです。

わたしは姉妹ブランド、グルテンバーグ(Glutenburg)グルテンフリーラガーを注文。

このお姉さんが優しくて、最小2ドルは半分のはずが多めに注いでくれていました。

チップに上乗せしてすぐに気持ちをお返しです。

味もスッキリで割とおいしくいただけました。

別のお店から飲みにきてる人もグルテンフリーを注文してたので、健康思考な人には気になるところなんでしょうね。

お洒落なバン『マイクロブラサリー・レ・ノウフラジャー』

地元のビール売り場で見かけて気になってた、マイクロブラサリー・レ・ノウフラジャー(Microbrasserie Le Naufrageur)が参加してました。

お洒落なバンとイケメンなお兄さんがいるのに惹かれないわけはありません……!

お兄さんに写真撮っていい?って聞いたら歯にかんだ笑顔でいいよ〜って照れながら言ってくれて。

そして頼んだラガーはもちろん規定量より多め

もはや規定という言葉はカナダ人には通用しないようです。

クリアで飲みやすくて、帰りにスーパーにビールを買いに寄るほど気に入りました。

ヘビメタ(?!)なオーラー『レ・グリモワー』

途中でブースのおじさんがビール持って試飲を配っていて、もらったお返しに立ち寄ったのがレ・グリモワー(Le Grimoire)

お店のおじさまたちやメタル風な色使いやロゴデザインからも見て分かる通り、男臭がするような感じですよね。

まさにビールもその通り。笑

試飲でいただいたのはラムのビールで、最初からガツンとくる味。

注文したメープルビールの甘さと度数の高さでお腹がいっぱいになって、一旦休憩に入りました。

味はおいしいんですけど、ヘビーな味わいでがっつり響くビールでしたね。

名前が不明なバイカーチックなお店

もはやここはお店のデザインもロゴもこだわりすぎて、名前が全然アピールされてなくてリサーチしてもわからないという!笑

バイカー風でありながらも看板デザインは今風な可愛さがミスマッチで余計惹かれました。

ここのおばちゃんは話すのが好きで、来る人来る人に話しかけて長いこと話して場を盛り上げてました。

盛り上げ上手なのはいいですね〜!

わたしはもうお腹の休憩中だったので、夫だけがここのビールを飲んでました。

名前が自然派、『リバーベンド』に『キャンプ・デ・ベース』

こちらお隣どおしの似た雰囲気のブースで、シンプルでナチュラルなデザイン。

リバーベンド(Riverbend)(写真右)のビールパッケージは写真ベースで、ケベックのクラフトビールの中では珍しいかもしれません。

ここのIPAはホップが効いてて、ほろ苦い感じがとても良かったです。

キャンプ・デ・ベース(Camp de Base)(写真左)はもう名前がズルイ。笑

アウトドア好きなわたしは試してみたくなるし、かわいいお姉さんが笑ってまってるんだもの。

そりゃ足が向いちゃいます。

やっと休憩から復活したわたしは、スッキリラガーで最後の一杯を楽しみました。

使った総額

2人で3時間弱滞在して、合計10杯、24ドルしか使わず、なんともお財布に優しいイベントでした。

どのお店もこだわりがあってデザインがお洒落でしたね。

主に強めのビールを飲んだので、短時間で酔っ払ってしまって夜のライブまで滞在できなかったのが心残りでした。

カナダでは外で歩きながらビールを飲めないので、こういう開放的な空間だとみんな終始笑顔になりっぱなしでした。

まとめ

いかがだったでしょうか?

このローカルなビアフェスティバル、最終的に全体の来場者数は10,500人と昨年に比べて30%以上の人が訪れたそうです。

海外のこういった小規模のイベントでは地元の人と触れ合えるチャンスが多いので、現地の地元紙やウェブサイトを見て、タイミングが合うものがあれば足を運んでみるのも面白いかもしれませんよ。



-Canada, Travel + Adventure

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管理人のYukiです。

20代後半でコンサルティング会社を退職し、カナダに移住して9年目。現在はケベック州在住です。

カナダ東海岸のライフスタイルを中心に、語学・暮らし・旅行・刺激を受けた内容をありのままに綴っています。

 

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