East Canada Diary

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Inspiration 国際結婚

国際学生結婚!踏み切れた5つのポイント

投稿日:2018年4月25日 更新日:

2015年、卒業までまだ2年半以上残っている25歳のカナダ人夫と入籍しました。

見つけた人生のパートナーは外国人。

妊娠したわけでもないのに夫の在学中に結婚。

あまり計画性もなく、国際結婚 & 学生結婚 した私たちです。

当然のことながら収入は安定からも程遠いどころか、日々の暮らしも大変なことが山積みでした。

日本に帰国した時には友達から

「よく結婚すること決めたね。」

と言われてましたが、むしろ決断してくれたのは夫です!

私は結婚したくて必死にプレゼンしてましたからね。笑

今日はそんな私たちが、学生結婚に踏み切れた5つのポイントをご紹介します。

私たちの国際学生結婚は、どんな暮らしか

私たちは、夫が実家から徒歩5分の学校に通っていたので、夫の実家に呼び入れて暮らしているパターンの結婚です。

それに入籍してから1年半程は

  • まだ働けるビザも少し残っていた
  • その後の移民申請中は親孝行も兼ねて日本の実家に帰りたいと思っていた
  • いくら家族になったからとはいえ義父母の優しさに甘えては申し訳ない
  • 夫の住んでいるところは田舎のフランス語圏で英語話者には仕事がない

ということもあって、わたしは付き合っていた頃と変わらずカナダ西部や日本の遠距離で暮らしていました。

その後無事にビザもおり、カナダに本格的に移住してから数ヶ月後の2016年の夏。

夫のインターンシップで2ヶ月程別都市に動くことが決まり、これが初めての二人暮らしになったんですね。

お金:経済的な負担はどう考えても大きい

夫のアルバイトを生活費に充てています。授業コマ数は緩く組んでいるので、バイトする時間は結構あるはずなんですがなんせ仕事が少ない地域。

夏のインターンと冬休みのアルバイトで多めに働いて平均収入を上げてもだいぶ知れています。

学生結婚での学費サポートを受けられるメリットもありますが、私たちは受けてません。

そんなギリギリの状態なので、お金が原因で揉めるっていうのは実際のところ、あります。

最近は夫が仕事で怪我したのに申請のタイミングが遅く労災認定されず、そんな時に限って車が壊れて修理費が必要になるという。

家の中の品を売ってなんとか費用を捻出しました。

でも貯蓄も欲しいので、そこはわたしがしている英語翻訳コンサルの収入をほぼ全て当てるようにしています。

こう暮らしてみると、どちらか1人だけのアルバイト収入で暮らしの全てを補うのは実際問題だいぶ厳しいと感じました。

両親:両親の理解があった

結婚は当事者同士もですが、やはりお互いの家族も絡んできます。

さらに学生であることは両家の両親からの理解が必要だと思います。

私たちの場合、幸せにも学生ということを理由に両家から結婚の反対はされず。

パパさんママさんから一緒に住もうと快く言ってもらえた上、地下1フロア(全3階建て)を私たちに割り当てて支援してくれました。

国際結婚に関しても、私の両親は

  • 仕事で、若い頃、幼い私と妹を連れて海外で暮らした経験があった
  • 私が既にカナダに飛び立ってから3年弱経っていた
  • ビザの関係で夫と結婚できるならすると前々から伝えていた

ということで突然の結婚報告にも喜んでくれて。

そして結婚までの日程の関係で、顔合わせはまさかのSkype面談のみ!という形でした。

幼少期の頃には習い事は毎日あるし(これは嫌じゃなかったけど)、友達の家には泊まりに行けないし、高校生なのに門限は7時だしとめちゃくちゃ厳しかった両親で放任主義からも程遠かったんですが、一体どこでこんなに緩くなってくれたんでしょう。

ありがたや〜。

仕事:お互いプラスの影響はあってもマイナスはなかった

今のご時世、オンラインでのワーキングができるのは大きな魅力ですね。

結婚前の帰国中に契約した仕事も、結婚して移住した現在もリモートワークをさせてもらえています。

夫のアルバイトには、結婚が何か影響を与えることはないどころか、むしろ夫のおかげで現地のゲレンデで数日働くことすらできました。

あ、そういえば夏のインターンのとき、滞在先込みの募集には受かってなかったですね。(嫁と住むから家を別に探すって言ったのがちょっとマッチしなかったかも。)

まぁこれが普通に落ちだだけなのかは知る由もないんですけどね。

周囲の反応:偏見なんてものは一つもなかった

周りの人に知ってもらいたい、周りの人を知ってもらいたいと思い、結婚前に1ヶ月半程私が当時住んでいた日本人ハウスに夫も一緒に住みました。

おかげで双方とも相手の国の習慣にも理解を示せるようになったし、職場や友人に結婚するよーと言っても学生だからというような偏見はありませんでした。

もちろん外国人からも「え、学生と結婚したの?」と言われたことはありますよ。

でもその時にしっかりとした相手の姿を想像させることができれば、妙な中傷も受けることはないかなと思ってます。

時間:自分の時間は大切にしたい

「結婚すると自分の時間がなくなるのが嫌だ」

夫は当初結婚自体をデメリットだと思っていて、そもそも結婚したくなかった理由の一つがこれだったそうです。

私は昔からこの考えに全く共感できてなくて、やっぱり今でも納得できてません。

それくらい、今でも自分の時間は持てているし相手によって犠牲になったことはないです。

今子供もいないわたしたちは、今だからこそ、やりたいことがあれば好きな場所で好きに趣味や仕事に没頭することを認めあえる関係でありたいと思ってます。

今日で結婚してから888日

今は義理パパさん&ママさんは自分達が生まれ育った地元へ引っ越して、パパさんが仕事で帰ってくるときは定期的にあるものの、メインは二人で暮らしてます。

学生ということで学業や仕事の悩みや葛藤も多い分、お互いが成長していくのを実感してます。

わたしたちの場合はビザの関係で勢いよく結婚に踏み切りましたが、恋愛にも結婚にも、いろんな形があると思います。

しっかりと相手と向き合って、将来のことを話していくと自然と二人の形が見えてくるかもしれませんね。



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管理人のYukiです。

20代後半でコンサルティング会社を退職し、カナダに移住して9年目。現在はケベック州在住です。

カナダ東海岸のライフスタイルを中心に、語学・暮らし・旅行・刺激を受けた内容をありのままに綴っています。

 

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