こんにちは。北米在住、アメリカ発の海外ベビーカーを愛用中の Yuki です。
出産準備の大きな買い物のひとつ、ベビーカー。長く使うし出費もかさむので、しっかりと下調べをして選びたいですね。
わたしもできるだけベビーカー選びで失敗をしたくなかったので、周りの意見を聞いたりネットで調べたり実際に店舗で実物を見てベビーカーを決めました。
今回はわたしが大満足している、北米で人気の トラベルシステム式 UPPAbaby のベビーカー Cruz についてご紹介します。
どのベビーカーにしようか迷っている人、近くに見に行ける店舗がない人、実際に使っている人の満足度を知りたい人は読んでみてください。
北米で人気のベビーカー
アッパベビー(UPPAbaby)ってどんなメーカー
わが家が選んだベビーカーは北米で人気の アッパベビー(UPPAbaby) の クルーズ(Cruz)です。
2006年にアメリカボストン近郊で誕生し、今や北米を代表するベビーカー・ベビーシート製品を展開するブランドにまで成長しています。
赤ちゃんへの心地よさと安全性を追求し、高い機能性とシンプルなデザインからパパとママの両方が使いやすいような設計が特徴的です。
クルーズ(Cruz)シリーズはどんなベビーカー
実際にどんなスペックなのか、購入したクルーズ(2018年モデル)の情報をまとめました。
使用対象 | 新生児〜約22kg |
重さ(シート付き) | 約9.8kg |
サイズ(展開時) | 奥行94×幅57×高さ103 cm |
サイズ(折りたたみ時) | 奥行43×幅57×高さ91 cm |
バスケット容量 | 約11kg |
乗り方(向き) | 両対面 |
クルーズ シリーズは 毎年新作をリリースしているのですが、2019年モデルは前年からの機能アップデートなしでカラー追加のみでした。
前年モデルと機能が変わらないならということで 好きな色で選ぼうと思い、偶然見つけた 2018年発売、唯一のオールブラック Jakeモデル を Amazon で購入しました。
ベビーカーの比較検討をする中でわかったのが、カナダではベビーカーのセールはあまりないこと。新作発表前には前年モデルを割引くこともあるようですが、これもメーカーの新作リリースタイミング次第。
今年を例にすると、2020年の2月頃 とあるベビー用品店では UPPAbaby 社の前年モデルがお買い得になっていたので、春過ぎ頃が新作が出る時期(?)なのかもしれません。
実際に使ってみたレビューを性能別にご紹介!
安全性
赤ちゃんが乗る場所なので安全性が高く、快適に過ごせることは必須でした。
その点、このクルーズは 肩ストラップの位置を3箇所から選べる5点式のセーフティーベルトなので体をしっかりと固定でき、移動時にはワイドなフットブレーキペダルで楽にブレーキをかけられます。
座面位置は高めで地面からの反射熱や埃から守りながら、SPF50対応の拡張可能なサンシェード(キャノピー)には カバー付きメッシュ窓が付いています。このフードは深めの仕様なので日焼や冷たい風を防ぎながら、子供の様子を伺ったり通気性を保つことができます。
秋生まれだったので赤ちゃんがカナダの寒さに耐えれるか不安だったのですが、別途フットマフ兼シートカバーをつけて防寒対応をして 冬を乗り越えました。
耐久性
まだ使い出して7ヶ月ほどですが、日々のトランクへ乗せ降ろしや日本への一時帰国での預け荷物経験を経ても 大きな傷やへこみもなく快適に使えています。
シートの適応体重は 約22kg までというだけあって 頑丈な作りのフレームです。
足回りは前輪が旋回ロック可能な四輪タイヤで、空気入れ不要でパンクしないシングルタイヤを採用。走行時の振動を吸収してくれるので ガタガタ道や雪道でも安定した走行ができています。
公式サイトによると ベビーカーは購入から3年間の保証付で、さらに購入後3ヶ月以内に登録すると1年間の延長保証が得られるそうです。(2020年5月時点)
機能性
クルーズは小回りが効いて押しやすい上に 機能が充実しています。
シートは簡単に背面・対面の切り替えができる両対面式で、子供が乗ったままでも片手で楽にリクライニングすることができます。
しっかりとグリップできるハンドル部分は3段階の延長調節が可能で、身長150cm未満のわたしと175cm程の夫のどちらでも違和感なく使えています。
助かっているのは大容量の収納カゴ。なんと 約11kg までの許容容量です。幅に加えて高さもあるので、マザーズバッグや大きな肩掛けの荷物も楽に出し入れできます。
がっちりと丈夫で操作性も高く 高機能なのですが、難点はやはり重量。
海外ベビーカーの中では軽めな方とはいえ、最初の頃はちょっとした移動ですら気合が必要りました。慣れてしまえばそれほど苦ではなくなるので、はじめのうちは筋トレだと思って頑張ってみてください。
デザイン性
開いても畳んでもシンプルでスタイリッシュなデザイン。
シートをつけたまま折りたたんで自立させられる設計になっていて、大きさの割にはコンパクトに収納できます。開く際は折りたたみストッパーを外すだけなのであっという間です。
クルーズは豊富なカラー展開で 毎年新しい色が出ています。
わたしは緑色が好きなので 最初はライトグリーンの EMMETT に気持ちが傾いていたのですが、たまたま見つけた フレームも黒の JAKE に夫婦揃って一目惚れ。
街で買い物中にお洒落なショップの店員さんに 「あなたのベビーカー素敵!」と言われた時には嬉しかったですね。
カスタマイズ性
クルーズのシート対象月齢は生後3ヶ月からですが、別売りのキャリーコット(バシネット)や新生児用シートカバー、トラベルシステム式のカーシートを合わせれば生後0ヶ月からでも使えます。
わたしたちは子供が新生児のうちは、別ブランドのカーシートを付属品(アダプター)で接続して使っていました。
また、シートに乗れるのは1人までですが、正規オプション品を使えば2人目をスタンド式ステップ台に乗せることもできます。
これ以外にも荷物フックやカップホルダー、トラベル用カバーなど オプションが豊富なので、自分たちのライフスタイルに合わせてカスタマイズがしやすくなっています。
まとめ
いかがだったでしょうか。性能別で見てもかなり便利で評価が高いのもわかると思います。
- 落下防止や紫外線対策が施されていて安全性が高い
- 丈夫で保証もあり耐久性に優れている
- 多機能だがそれなりの重量
- 畳んでも使ってもお洒落なデザインとカラー
- 正規オプション品が豊富でカスタマイズしやすい
わが家でも大人気で 買ってよかったと大満足しています。
とはいえ、使う頻度や場所はそれぞれ異なるので、パパとママの好みや生活スタイル、住環境に合ったものを選ぶのが一番です。
失敗を減らすためにリサーチする参考にしてみてください。
[…] 北米で人気のベビーカーUPPAbaby Cruzを実際に使った感想 […]